Repair Files 
修理実例

これまでの修理例を一部ご紹介します。


Fender Amps 
フェンダーアンプ 修理例

Fender TwinRev Silver Face

Fender TwinRev Silver Face(Master Vol.)修理 H21.5
某楽器店にて昨年10月購入。今年に入って修理依頼有り。
総ての角度から修理が済み納品1週間後、不安定ノイズが出るとのことで、再度預かり、基板交換・ワイヤリング交換・ソケット全て交換:正に地獄の修理となってしまいました!(泣)

完成!(合間を見ての作業のため1ヶ月かかりました)
私観ですが、BassはタイトになりTreble/Middleの効き具合が数段良くなり出音がスッキリしました。
Blackパネルの音との違いは有るが、Blackパネルに一歩近づいた音になりました

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Fender Tweed Deluxe

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Fender TwinRev 銀パネ

音がビリツク:測定の結果、アンプ側の原因ではなく圧縮材寿命?破損。コーン紙が当たっていた。
補修前

補修後

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Fender Super RevAMP 修理

都内の某オールドショップで購入・オーバーホール済みとの事:音がビリツクのはスピーカーが原因と言われ4本交換を覚悟の上で修理に来られた。ダメもとでスピーカーをはずしたらセンターキャップが剥がれていてコーン紙にあたり、それが原因でビリツキを起こしていた。1本はキャップを取り付け、1本はボイスコイルリード線を半田付け修理して何とか完了。アンプ本体のバイアスをチェックしたらバランスが大きく崩れていて6L6×2本とも交換になった。可愛そう!

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Fender Hot Rod Deluxe

バイアス測定端子加工取り付け(山の中で使っているお客様の要望で)

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Marshall Amps 
マーシャルアンプ 修理例

Marshall Plexi

出力管交換、他

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Marshall 2061X

Fuse飛び:新品購入されて4ヶ月との事。電源トランスが不良の為、メーカーへの保証修理を要望をしたが急いでほしいとのことで有料で全チェック。

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Other 
Dumble, Vox, Two Rock, Soldano, etc.

TwoRock K&M custom

出力管交換・バイアス調整、他


Dumble

オーバーホール中の名機 Dumble
機材提供:ヒューマン・ギヤ

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ORANGE AMP Combo

沖縄のレンタル会社より依頼あり・アメリカから直接買い付けとの事:AC100V電源ケーブル片側が何故かシャーシーに落としてあった。
基板接触不良、バイアス回路コンデンサー2個交換、GTの出力管・プリ管交換、ジー音のノイズが多い為グランドコンデンサー取り付け、等々古いこともあり、大幅な修理だった。

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SOLDANO SLO-100

不安定動作の為やむ得ず出力管ソケット交換、他

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SOLDANO Lucky13

Input-jack交換、他全体簡易チェック

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SOLDANO GTO

不安定ノイズの為修理

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Hiwatt 200(DR201)

出力管ソケット交換×4個、Sg抵抗交換×4個、バイアス回路改善(倍電圧回路へ変更)
Input Jack×4個交換、6550×4本交換バイアス調整~出力波形・出力測定、他


Simms Watts 100

オーバーホール


VOX AC-30

基板接触不良・圧着端子部不良、オーバーホール

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VOX AC-30

ガサガサとノイズあり:基板の故障のようにも感じるが、トーン回路のコンデンサー不良だった。サーキットを追いかけ基板の裏側までチェックするはめになってしまった。その他、出力管交換、各部クリーニング等々

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Vox AC-30HD

振動を与えるとスピーカーよりボーン、ボーンと低い異音出る:出力管交換・全体チェック

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Groove Tubes Soul-O 75

音不安定:やむ得ず基板裏面の半田補修


AMPEG B15S

ハム音修理:平滑電解コンデンサー不良交換・他全体チェック修理

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Ampeg B-15N

カップリングコンデンサー・電源平滑電解交換、NOS・PRE管全て交換他、等々

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Ampeg V-4

BASS 及びMASTER・VR(低音大小・シャフトノイズが出る為)交換(シャフト研削×2)、その他各VR・SW・JACK類クリーニング、PRE管GAIN チエック×7本、その他補修、出力管バイアス/出力波形・出力測定、各部機能チエック・音テスト、約1週間エージング

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Ampeg SVT-Cl

fuse飛ぶ:高圧回路ダイオード2個リーク、他オーバーホール、スモークの故か?
Jack類が極度に黒ずんでいた。
出力管Sg抵抗の容量が小さい為要注意・交換要:6個のうち1個でも断線するとバイアス調整用のグリーンLEDの明るさが 通常よりも薄暗く点灯する。

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AMPEG SVT-HD

オーバ-ホール

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Polytone OLD Minibrute-2

FUSE飛ぶ:電解液漏れの為交換、基板腐食:パターン研磨・修正・半田補強, OH等


Daynacord

オーバーホール


Lux SQ-38F

通常修理よりも時間がかかりました:OUTトランスの不良も有り約1か月の修理となった

ACfuseホルダー(焼付けの為)交換、MAIN・VR(接触不良・寿命)交換、Rch出力トランス(出力低下の為:巻き直し)交換、L/R・Gain(バラツキの為)100μF・6.3V×6個交換、バイアス回路電解(信頼性にかける為)10μF・160V×2個交換、ガサガサノイズ有り:12AX7交換、1/2Wカーボン抵抗×6個交換、PHONO時雑音が多い為:12AX7交換、出力管バイアス調整・バランス調整/両CH、バイアスVR交換×2個、全ての操作VR・SW類クリーニング、出力波形・出力測定/両CH各部機能チェック・音テスト


MIXER LM-6200修理:約40年前製造!?

ノイズが出るとのことで軽い気持ちで(直るかどうか分かりません:承諾)預かったが、写真中央部の基板(上から三枚:ch(1)~(6))内トランジスターが殆ど不良の為トランジスターを日本製に交換(Aタイプ×6個、Cタイプ×12個:計18個交換)心配していた音色も特別な問題も無く何とか直ったが、此処からが地獄の始まり。今度は次の症状が確認され、ch(5)~(6)のgainが特に低い。色々チェックしたが分からず。祈るような気持ちで高まる心を冷静に、オシロスコ-プにてin⇔out、in⇔outの信号の経路を配線材一本一本をチェックして、ブロックダイアグラムを書いた。書いてからは回路の流れが分かりすっきりした。カップリングの電解容量低下の為だった。お客さんからは、待ったなしの納期限の確認もあって段々とナーバスになっきた。ここで諦めたら全てが水の泡。次に、Master R-chが時々音でずの症状が確認され、R・L共にカップリングの電解コンデンサーを交換にて直った。もうこれで完璧とひと安心し、テストに入ったが、クリッピングLEDが時々不点灯の為回路パーツを交換、最後にマスターボリウムの精度が悪く、 levelがL・R共に違いも分かり交換にて改善も出来た。言葉では言いつくせぬ挑戦の日々!・・・。

他、全体のクリーニングは勿論行いエージングもし、ギリギリの納品に間に合うことが出来た。やっと悪夢のような日々から解放され納品前日の深夜、発泡酒の美味に浸れた。


Bose 402EQ

接続部改良


コンデンサーマイク

真空管ドライブ修理


初代自作バイアスチェッカー

テスターを使いプレート電流を測定


2代目自作バイアスチェッカー

4本分のプレート電流を切り替え測定


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